それぞれの全英オープン対策

それぞれの全英オープン対策
  第142回大会となる全英オープンが、スコットランドにあるミュアフィールドで18日(木)に開幕を迎える。あるがままの自然を生かしたリンクスコースは、地面の硬さや海からの強風、腰の高さまであるブッシュに加え、ところどころに点在するポットバンカーなどあらゆる要素が通常のゴルフ場とは異なる。それだけに、多くの選手はこの全英用に特別なクラブや打ち方、そして心構えを持って挑んでいる。
  メジャーのたびにクラブセッティングで奇策を用いるフィル·ミケルソン(米国)は、「ランが出るので3番ウッドでもドライバーくらいの飛距離は出せるし、重要なのi20アイアンは飛距離ではない」とドライバーを封印した。代わりにグリーン周りで力を発揮する64°のロブウェッジを投入。ショートゲームの達人らしいチョイスで全英制覇を狙う。
  タイガー·ウッズ(米国)はドライバーを新モデルにチェンジする予定だ。めったにピンi20アイアンを変えないウッズが変更に踏み切るということは、クラブへの手ごたえと自身の調子の良さの裏返しでもある。このタイミングでの変更は周囲に自身の調子の良さをアピールする意味合いもあるかもしれない。
  日本勢では松山英樹もロフト角18°の2番アイアンを持ち込むなどして、低い球を打ちやすいセッティングをチョイス。藤田寛之は2本のユーティリティの代わりに普段は入れない3番、4番MP-64 アイアンをバッグに入れた。久保谷健一は、強風の中での我慢比べとなった2012年日本オープン制覇を後押しした5番ウッドの代わりとなるユーティリティを使って、4度目の出場となる全英攻略をもくろんでいる。それぞれがそれぞれの思惑を持って挑む特別な舞台“全英オープン”。今年の舞台ミュアフィールドもそれを受け入れる準備は整っている。
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